Tight medical works では、下記の考えに共感いただけるアウトドアスポーツイベントにAEDを経済的負担を抑える形で貸し出し、アウトドアスポーツイベント業界全体のAED利用のベースアップと、トレイルレース等での「コース上救護体制」を整えるきっかけとなるように運用しています。
- アウトドアスポーツイベントでのAEDの必要性を理解している
- フィールドでの使用を想定している
- 以前より多い数のAEDを準備したいと考えている
ランニングレースでの心臓突然死
マラソンなどのロードランニングレースでは5〜10万人に1例の割合で心臓突然死(致死性不整脈)が発生すると言われています。
トレイルレースでの報告数は少ないですが、単純に参加者の絶対数が比較的少ないからというのも理由の一つでしょう。兎に角、ランニングレースである以上、そのリスクについて考えておかなければなりません。
AEDを多数配備し、迅速に現場に届ける
アウトドアイベントの広いエリアをカバーするためには、本部に1つAEDがあればいいわけではりません。
エリア内各地に多数のAEDを配備し、現場がフィールドのどこであっても迅速に届くよう救護体制を整えることが重要です。
実は私が関わったトレイルレースでも心臓突然死の症例を経験しています。
救護システムは機能しました。救命できなかったのはAEDが届くのに時間がかかったためでした。
マンパワー、携行性、予算、或いはアウトドアスポーツが持つ不確定要素という1つの魅力への逆行、様々な理由からトレイルレースで十分な効果を発揮するほどAEDを配備することは現実的ではないと私はこれまで思ってきましたし、いまもそう思っています。
ただし、もしも自分の関わるレースで同じことが起き、その時と同じ体勢で二の轍を踏んだなら、救護を司る身として耐え難いことでしょう。
その確率を少しでも下げるため、そしてその輪を広げていくため、この活動を始めることにしました。
市販最軽量のAED
トレイルレースでのAED利用の障壁の一つに携行性があります。従来の2.5kgあるAEDをコース上の救護スタッフが持ち運べば機動力が犠牲になるのは必至です。
Tight medical worksでは少しでもこの負担を減らすため、市販最軽量(1.1kg)のAEDを複数所有し、コース上救護スタッフが携行できるようにしています。
自分たちの関わる大会で運用することはもちろん、他大会にもレンタルを行なっています。
AEDレンタルにご興味がある方は、Contactよりお問い合わせください。